講演会「持続可能な中山間地域の形成に向けて~NESTの挑戦~」開催について
(一社)新潟県電子機械工業会では、地域の様々な課題の解決に向け、企業だけでなく幅広い関係機関と連携して取組を進めております。
近年、自然資本経営やTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース:企業が自然資本や生物多様性に関するリスクを評価・開示するための国際的な枠組み)の推進などが企業経営におけるガバナンスや経営戦略としてますます重要となっております。
ISO14001は、環境マネジメントに対する国際的な認証ですが、近年はCO2の削減のみならず、ネイチャーポジティブを推進する生物多様性保全に対しても企業がどのような活動をしているかも重要なポイントです。
講師の山本麻希先生は、長岡技術科学大学准教授として、SDGs入門や生態学など、長岡技大における生態系やSDGsの推進、生物多様性を守ることの意義について、大学で長年講義を行ってこられました。
本公演では、まず、生物多様性とは何なのか?生物多様性を守るために企業が今なぜ責任を果たさなければならないのか?そして、自然資本経営やTNFDとは、どのような仕組みで、それを進めるメリットとデメリットは何なのか?など企業のCSR戦略の基本となる基礎知識についてわかりやすく解説していただきます。
そのうえで、講演者が近年取り組んでいる新潟県という過疎・高齢化が進んだ中山間地域を舞台に社会課題を解決しつつ、環境保全に貢献する新しいビジネスモデルについてご紹介し、環境保全に興味のある地元企業と一緒にCSR事業を行っていくことが提案されます。
ISO14001を取得している企業、CSR部門で生物多様性保全について何から取り組んでよいかわからない担当者の方、新潟の地域の過疎・高齢化という社会問題に興味のある方のご参加を心よりお待ちしております。このたびは、中山間地域の持続性のある維持と豊かさ創出に向けて、多面的なチャレンジを展開する団体の活動をご紹介します。
企業関係者だけでなく、森林の活用や農業の新たなフロンティアに関心を持つ方、地域の活性化に取り組んでいらっしゃる方など、多数の皆様の参加をお待ちしています。
・開催日時 令和7年3月18日(火)午後1時30分~3時45分
*講演は質疑を含めて2時間程度を予定
・開催方式 会場とオンライン(Zoom使用)のハイブリッド形式
【会 場】 NICOテクノプラザ 2F 会議室 (長岡新産4丁目1番地9)
*駐車場に限りがございますので、なるべく乗り合わせでご参加下さい。
・講 師 未来里山技術機構(NEST)代表取締役
長岡技術科学大学 准教授 山本 麻希 氏
* 講演要旨は、添付したPDFをご覧ください。
・対 象 どなたでもご参加いただけます。
・参 加 費 無 料
・定 員 「会場参加」25名程度、「オンライン参加」100名程度
(いずれも申し込み順)
・申込期限 令和7年3月12日(水)
定員に達した場合は、当工業会のHPにその旨掲載します。
・申込方法 Google Formsからお申し込みください。
(1)会場参加 :https://forms.gle/bFxJWiif1476uhKh8
(2)オンライン参加:https://forms.gle/KCC6j8Jh6kE2YcQS9
Google Formsを利用できない場合は、添付したWordファイルの様式にご記入し、メールで事務局へお送りください。